睡眠時無呼吸症候群(SAS)という言葉を御存知ですか? 「読んで字の如く」なのですが、睡眠中に呼吸が止まってしまう状態ことをいいます。原因はいくつか考えられますが、このような状態であると日中に眠気や疲労感が出たり、集中力や記憶力の低下などが起こる場合があります。当センターでは、このSASの検査・治療を行っています。
医 師 | 石河医師、小田垣医師、その他 |
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特 徴 | 睡眠呼吸センターは『睡眠時無呼吸症候群』の検査と治療を行う部門です。 睡眠時無呼吸症候群[SAS]という病気をご存知ですか? |
診療時間 (第1・3・5週のみ) | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 |
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9:00~ (初診・再診) | 交替制 | |||||
16:30~18:00 (予約制) (既に当枠に通院中の予約患者様のみ)
| 石河 | |||||
17:00~18:00 (予約制) (既に当枠に通院中の予約患者様のみ)
| 小田垣 |
※ 初診の患者様は、土曜日、午前診にお越しください。
※ 外来診療は再診の予約患者様を優先的にご案内しています。
初診は予約をお取りすことが出来ませんので
その日の予約状況により待ち時間が長くなる事があります。
予めご了承願います。
受付時間:
午前診 8:30~11:30
午後診 16:00~18:00
簡単にいうと夜間いびきをかき呼吸が止まってしまう状態となり、眠気や頭重感を認めるようになる病気です。交通事故などの社会的問題があり新聞などにも最近はよく登場するようになりました。またSASの合併症として高血圧や糖尿病などの生活習慣病が言われており今後更に重要な疾患の一つであると認識しています。
家族の方(ベットパートナー)が寝ている時に呼吸が止まっているのを発見し心配となって外来受診される事が一般的です。そういう方は、多かれ少なかれSASの状態であることは明らかです。問題は、その呼吸が停止している回数と時間であり、身体への影響がどれ程あるかは正確に検査してみないと判断できません。
当院では、診察にてその状態や患者様の都合も考慮し簡易型検査(自宅で装着可能な検査器具の貸し出し)とPSG検査(1泊入院にての検査)のどちらかで検査しております。簡易検査はなるべくその日に持って帰って頂きます。ただし、簡易型検査にて重症のSASと診断された場合はPSG検査が必要です。PSG検査は、月~水・金曜日に実施しています。入院は夜7時で、退院は朝8時にしておりますので、会社を欠勤して頂く必要はありません。
また、SASを受け持つ科は、基本的には呼吸器科や耳鼻科(まれに循環器)にて行われていますが、当院にては循環器と呼吸器が協力して行っています。治療必要時の通院においても上記主治医同様に継続治療致します。心配な方はまず受診して頂き検査にて正確な現在の状態を把握する事をおすすめ致します。