2021年(令和3年)4月1日をもちまして医療法人マックシール巽今宮病院院長に就きました大塚章人です。13年間院長を務められた伊藤芳晴前院長(現名誉院長)の後を引き継ぎました。
当医療法人の法人名マックシールMcSYL(Medical corporation of Saving Your Life)には、病める人はもとよりそれに関わる人の生命を守り、人生を尊び健康で心豊かな社会生活を育むことにある、との理念が込められています。そのために、回復期と慢性期の病床を活かした入院医療と専門外来を含む外来医療を充実させ、皆様に信頼される病院になるよう目指しています。2006年(平成18年)に開設された当院は、回復期病床40床、療養病床40床、一般病床(障害者病床を含む)30床の、主に回復期と慢性期の医療を担う病院です。回復期リハビリテーション病棟では、地域の急性期病院で骨折手術や脳卒中治療を受けられた患者さんが在宅復帰できるように、多職種でチームを組みリハビリに取り組んでいます。療養病棟では通院や在宅では医療ケアが困難な患者さんに長期の療養をしていただいています。一般病棟では人工透析や人工呼吸器、濃厚医療を必要とされる患者さんに10対1の看護体制のもと医療を行っています。さらに、退院後の療養についても、医療福祉支援課相談員が患者さんと家族の方が満足いただけるようサポートさせていただいています。外来診療においては、地域の患者さんの診療や退院後の患者さんのフォローアップを行っています。また、2021年11月に糖尿病専門外来を設け、患者さんの糖尿病合併症予防と健康寿命延伸を目指して、糖尿病サポートチームによる診療と療養支援に取り組んでいます。
今後とも地域の皆様、医療機関、介護機関の皆様の期待に応えられるよう、医療活動に全力で取り組んでまいります。どうぞよろしくお願いいたします。
医療法人マックシール
巽今宮病院病院長
大塚 章人