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理学療法Physical therapy

理学療法について

理学療法
理学療法とは、起きる・座る・立つ・歩くなどの日常生活の基本的な動作を行えるようにすることを目的に運動療法と物理療法を行うことです。
運動療法では、筋力や関節可動域などの身体機能改善を目指し、物理療法では、温熱・寒冷・電気などを利用し、身体の痛みを和らげます。

理学療法の内容

  • 機能訓練

    理学療法士とともに、関節可動域訓練や筋力増強訓練、座る・立つ・歩くなどの基本的な動作や階段昇降を行います。

  • トレッドミルを使用したリハビリ

    距離や時間の設定や傾斜をつけて、より負荷をかけながらトレーニングを行うことも可能です。

  • エルゴメーター、NU-STEP

    下肢筋力および全身持久力の向上、心肺機能の改善に効果があります。負荷調節が可能で、適切な運動強度でトレーニングを実施することが可能です。

  • 各種下肢装具

    主に脳血管障害の患者様に対して、早期に立位・歩行を獲得するためにカーボン製の装具を用いしっかりとサポートした状態で練習を行います。

  • スリングセラピー

    天井から吊るしたロープを用い、肩関節や股関節の関節の動きを良くしたり、バランス能力を向上させることができます。

  • 各種歩行補助具

    各種杖やバギーなど一人ひとりの患者様に合わせて歩行補助具を選択し、歩行練習を行っています。

  • 駐車場・屋外歩行

    広い駐車場を利用して、長距離・長時間歩く練習を行い、生活に必要な歩行持久力の獲得を図ります。季節の果樹や薬草を見ながら歩行練習を行っています。

  • 集団リハビリテーション

    集団体操や体を動かすレクリエーションを行い、楽しみながら体を動かし、患者様同士のつながりを作っています。

スタッフからのメッセージ

スタッフからのメッセージ
理学療法の直接的な目的は、運動機能の回復ですが、最終的には患者様の生活の質の向上を目指すことにあります。当院に入院される患者様は、超高齢や認知症をお持ちであったり、心臓疾患等の合併症を持っておられたり様々な方がおられます。私たちは全ての方に対して運動機能の回復を目指すことを第一としていますが、それだけではなく患者様・家族様の希望や想いをお聴きし、どのような方にもその時その方に必要な理学療法の提供を大切にしています。

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